関ジャム 7月24日 ~平井堅さんの倍音
マクベス、無事に閉幕しましたね。
今さらながら、チケット当たったのにお譲りしちゃったライブビューイング、見に行けばよかったと後悔...。うじうじ
北海道在住の子持ち会社員エイター、もろもろハードルを乗り越えて遠征する「体力」と「財力」と周囲に理解してもらう「説得力」を身につけたい今日この頃です...。
みんなどうしてるんだろう??
今週の関ジャム、私にとってものすごく勉強になったし、気になっていた事がすっきり腑に落ちた回でした!
「お前何の立場で発言しとるんじゃ」と言われそうですが、個人的意見なので平に、平にご容赦を!
平井堅さんがゲストとの事で、何を歌うんだろ?と息子と予想してました。
息子予想は「魔法って言っていいかな?」で、私は「ソレデモシタイ」と予想。
いぇーい!!私の勝ち(笑)。
いや、なんとなく「ソレデモシタイ」歌ったら面白いな、と思ったからなんですけどね!
だってテレビで初めて聞いた時「すっごい内容だな!」と驚き、平井さんのイメージがいい意味でがらっと変わった曲で、好きなんですもん。
今回、録画でセッション見てからトークを見たのですが、セッション、これまで見てきた中で一番良かったんじゃない?!というのが私の第一印象です。
大倉くんが「関ジャムいち難しかった」というくらいですから、まず集中力がハンパなかった。
でもそれだけではないと思う。
トークを聞いてわかった事なんですが、平井さんの声に秘密があると思うのです。
平井さんの声って、きっと倍音が普通の人より多いんだと思う。
倍音が多いと、音程の許容量が広がるので、ハモった時にしっくりくるポイントが増えるんです。
これ、私がずっとやってきたオーケストラの管楽器奏者にも当てはまる事で、1番奏者の倍音が多いと2番も演奏しやすいし、上手く聞こえるんです。
ちなみに管楽器の倍音をてっとり早く増やすには、いい楽器を買う事です!楽器の固体差って結構ある。
でもって、そういう上手い奏者と一緒に演奏してると、どんっどん自分も上手くなるんですよ!
今回のセッションですばるくんのハモリ、いつもよりずっとクセを感じなかった。
すばるくんっていい意味でものすごく特徴的な声なので、相手によっては浮いてしまう。
いや、錦戸くんも同様だよね。かなりクセある。
その二人がまるでクセを感じさせる事なく歌ってたってのは、私は平井さんの声の魅力に引寄せられたのかな、なんて思ってるのです。
これはワンUPしたんじゃないか?
とりあえず、すばるくんの肛門取れなくて良かった...
今回、平井さんがPro Toolsの話をしていましたが、Pro Tools、「元気が出るSONG」で録音したものを錦戸くんがPCでいじってた、アレです。
いや、実際あれがPro Toolsかどうか、は見てないからわからないけど、ああいう類です。
私の義弟が持っていて、時々演奏用の伴奏を作ってもらったりするのですが、録音された音源から音程、早さ、音量などなど、微妙なとこまで調整することができるとにかく素晴らしいツールです。
今、出回ってる音源なんてほとんどがこれによって調整されていて、実際ボーカリストの腕の有無なんて、生で聞かないとわかんないとの事。
CDで聞いてるアーティストの声を「音程いいよね~」とか思ってて、ライブ行ったり生番組で見たりして「えーっ!」って事が生じるのは、コレのせいなのです。
関ジャニのCDを聞いていて、上手いな、と思っていても、それは本来の力かどうか、なんてわからないのです!がーん
冷静に本来の力という意味でいえば、関ジャムや生歌番組で見ることができるアレであり、そう考えれば「伸びしろですねぇ!」なのです。
ライブだとその場の雰囲気とか臨場感にごまかされる部分も大いにあるので!
楽器に関しても、後ろにいるサポートメンバーを全部とっぱらってやってみたら、どうなるんだろう?
ただし、音程の良し悪しや演奏技術の有無だけで、バンドや歌手としての魅力が判断される訳ではない。絶対。
例えば「元気が出るSONG」とか「All is well」、私は個々の歌が上手いとは言いませんが、何故か何度聞いても涙が出るし、それぞれの歌い方に魅力を感じる。
自分たちの音楽を心を込めて伝えようとした時、必ず聞き手に伝わって、上手い下手ではなく魅力、感動を与えるのだと思います。
私は彼らを「歌や楽器のうまいアイドル」とは思っていません。
今回まるちゃんのマクベスな1ヶ月を振り返ってみても思うのですが、彼らは歌やお芝居、司会、などなど全てをお客様に喜んでもらえるレベルで提供する、全て、存在自体がエンターティンメントなんだと思います。
すばるくんが言ってる「ジャニーズ・エンターティンメント」ってそういう事なのか!関ジャニに限らず!
だから楽器や歌や芝居が、それ一本で勝負している人と同レベルにできる必要ないと思っちゃうなぁ~。
存在していてくれればいいのだから。
気づいちゃった、我が子と一緒だ!
元気でいてくれたらいい、でもお勉強やスポーツができたら尚いい、見た目が良くなってくれたら更にいいetc...。
歌や演技は上手であってほしい、髪型を自分好みにしてほしい、他の女に取られたくない、取られるとしたら少なくとも自分より女としての偏差値が上であってほしいetc...。
親が欲張りなように、ファンも欲張りになるものですが、基本に立ち返れば、そういう事なのかな。
しかしね、存在そのものがエンターティンメントなんて、本当に大変なお仕事だと思いますよ。
プライベートもないに等しく、ファンとして申し訳ない気持ちになる...、けど受け入れてほしい(笑)。
身を削って私たちを喜ばせてくれてるのだから、恩返しに遠征くらい行かなきゃ...、いやその前にCD3枚くらい文句言わずに買わなきゃいけませんねぇ~。でもエコじゃない。←まだ言うか?
持論を長々と綴ってすいません!
今週のトーク、ニヤニヤしながら横山さんをイビッてる大倉くんの表情が面白すぎました。
批判を恐れずに言いますが、横山さんはれっきとした音痴だと思います。ごめん!
でもその横山さんが、ライブでソロを歌う時には結構音程整えて歌ってるのが、ホントにすごいと思うし、エンターティンメントのプロだな!って感心します。
そして私はそんな横山さんの歌がかわいくて大好きだし、音程至上主義の息子@絶対音感持ちが「も~、ヨコへたくそだな~」とか言いながらも「413man」を気に入ってリピってるのは、音楽は音程だけじゃないって事の証明でしょう。
横山さんの歌には、いつも心がこもってるからね!
でも関ジャニさん、時々やっつけ仕事な歌あるからね、そういうのはやめて欲しいな...
たくさんあって大変だとは思うけど、どの曲も丁寧に表現して欲しいと思うのでした。
...ま、どんな演奏しようと買うんだけどね。
しかも3枚、ね。ハァ...